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来週は税理士試験の合格発表 会計事務所選びはどう考える?

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「来週ついに合格発表ですよ」職場ではこんな声が聞こえてきます。
そう、税理士試験の合格発表が来週の金曜日にあります。
合格発表の後は、受験した方は発表の結果を受けて次の進路を考えます。
5科目合格して独立を考える方、科目合格して就職・転職を考える方、いい結果が出せず就職するか勉強するか迷う方。それぞれの方にそれぞれの道があるかと思います。


※もう二度と受けないつもりで記念に撮った受験会場の写真です。

税理士業界の就職時期

一般の会社は4月から新入社員として働き始めると思いますが、新卒採用に力を入れている会計事務所や税理士法人以外は税理士業界は4月採用はまだまだ多くはありません。
税理士業界は、8月12月が圧倒的に多いです。
税理士の試験は年1回、8月に行われます。その試験の合格発表が12月にあります。
この2つの後に採用面接をするのです。
そしてその月か翌月から働き始めることになります。

最近の採用の傾向

どこの業界も同じですが、ここ数年は完全に売り手市場です。
私が勤めてる地域だけの話ではなく、全国の色々な地域の会計事務所が集まった席でも食事しながら話すのは「採用なかなか人来ないよね~」といった内容が多かったです。
最大手の税理士法人さんは少し事情が違うかもしれませんが、以前は4科目合格を条件に挙げていた事務所が近年2科目合格にハードルを下げたりしているところを見ると、大手も同じかもしれません。

さまざまな原因が考えられますが、一番の問題は税理士試験の受験者数の減少が大きいでしょう。受験者数が減るということはそれだけこの業界に入ってくる人自体が少なるからです。

最近の受験者数

実際受験者数どう減少しているか見てみると国税庁のHPにデータが載っています。
まとめてみるとこのようになります。


年々減少していて、第53回と第66回を比較すると二万人近く減少しています。
さらに簿記財表の受験者も大きく減っています。
最初によく受けるであろう2科目が減少しているのを見ても、税理士を目指す人が減っていると考えられます。
そのため税理士業界は人が不足し、売り手市場となっているのです。

事務所選びのポイント

ではこの売り手市場の中で何をポイントに事務所を選べばいいのでしょうか?
これは、どんな仕事をしたいかで変わってきます。

私は一人または数人の事務所でものすごいレベルの高い仕事をされている方を何人も知っていますが、
一般的に言えば、大手の企業の税務に携わりたいなら最大手の税理士法人を選ぶのが近道でしょうし、大手から中小企業、個人商店まで色々経験したい方は地域の大手事務所を選択するのもいいかと思います。
ただ相続関係の仕事をしたいのであれば、資産税に力を入れている事務所がいいでしょう。資産税は少し特殊なため、苦手としている事務所ではなかなか相続関係の仕事が回ってこない可能性があるからです。

今は事務所説明会などを積極的におこなっている事務所を多いと思いますので、そういうものに積極的に参加して事務所の雰囲気を感じるのもひとつです。

一度入った事務所にずっといなければいけないこともありませんし、色々な事務所を経験して最終的に独立開業という選択肢もあります。
色々な道を考えて就職活動をしていきましょう。

 

 

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書いている人

岡崎市の税理士     堤昭博

岡崎市の税理士     堤昭博

24歳から15年勤務した税理士法人を退社し岡崎市で税理士事務所を開業。
長い受験生活を経て税理士になった経験から税理士受験のことや税金の話をわかりやすくをモットーに平日ほぼ毎日更新中。 [詳細]

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