税理士受験のなかで避けては通れないのが、専門学校の選択です。
TACと大原簿記は受験生ならだれもが知る有名な税理士受験の専門学校です。
両方とも毎年多数の合格者を出していますが、
よくこんな声を聞きます。
「TAC派?」
「大原派?」
私の受験生活は「TAC」で始まり、
途中、相続の受験の時に
「TAC」で落ちた後
「大原」に浮気をし、
その後また「TAC」に戻り、
結果的に全科目TACに通っている時に合格しました。
そのため、相続税法は「TAC」も「大原」も通学していました。
そこでどっちがいいのか考えてみました。
Contents
TACと大原って何が違うの?
そもそも両校とも毎年多数の合格者を出しているのだから、
どちらを選択しようと自分次第じゃない?って
言ってしまうと元も子もありませんが、
やっぱり受験生は気になるところだと思います。
そこで私の経験から違いを考えてみました。
テキストの違い
書いてある内容は全体を見れば同じです。
私の受験時代は若干、借地権は大原の方が詳しかったです。
理論マスター(TAC)と理論サブノート(大原)の違い
これは結構違いがありました。
基本的には理論マスターの方が細かく書いてあります。
大原の理論サブノートの方がザクっと書いてある印象です。
働きながらの初めての受験する税法科目ですと、大原の理サブの方が暗記の労力が少なくて済む感覚です。
私は、大原の理論サブノートで当初理論を覚えていたので、
翌年にTACに変わった時は、理論サブノートに足りないと思ったところにTACの理論マスターを切って貼ってました。
でもこれは正直おススメしません。今思えば結構時間の無駄です。
計算の問題集(財産評価の個別問題集)
これは私が経験した相続税法の話ですが、
TACの問題集の方が断然おススメです。
大原に通っていても個別問題集はTACでいいとさえ考えてます。
理由は、解説が細かいから。
TACの問題集は解説が充実しています。
問題を間違えた時になぜ自分が間違えていたかを
確認することが一番大切ですが、解説が充実しているので
非常に分かりやすかったです。
TACに合う人
TACの特徴としては
☐理論が細かいところ
☐問題集やテストの時の解答の解説が細かいところ
なので、
細かく覚えたい人や心配性のひとはTACの方は合っているかもしれません。
大原に合う人
大原の特徴としては
☐理論が細かすぎない
☐計算も必要以上に細かくはない
なので、
働きながらで時間がそこまでとれない方は大原の方が合っているかもしれません。
どちらがいいの?
正直どちらを選んでも正解です。
上に書いた両校の特徴から自分に合った方を選んでそこで全力を尽くすのが一番です。(私は理論とか細かく覚える派だったので結果的にTACが合っていました。)
ここでの私からのアドバイスは専門学校は変えずに一つに絞る!!です。
変えても大していいことありません。
理論も微妙に書き方違いますし、変に「あっちの学校ではここ書いてあったよなー」とか不安になったりしますので。
仮に落ちたとしても来年また同じ専門学校に通うべきです。
よっぽど肌に合わない限りは変えない方が翌年の合格率は上がります。
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【きょうのひとこと日記】
税務調査の打ち合わせの後に食事へ
美味しい日本食をいただきました。
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