税理士試験に落ちたら、次に合格するためにやるべきことを考える

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税理士試験に落ちたら、次に合格するためにやるべきことを自分の経験をもとにまとめてみました。

私は、仕事しながらの受験だったので、結構試験に落ちました。
そのため、落ちた時の悔しさや虚しさ、脱力感は身に染みています。
その時の反省点などを仕事をしながらの受験の方向けにまとめてみました。

写真は落ちたら年内に感を取り戻すために解き直そうか考えて捨てれなかった問題集です。

Contents

仕事の量を交渉する

一番はこれだと思います。
どうにも仕事が多くて受験勉強ができないということがあるかと思います。
そんな時は思い切って上司に相談すべきです。
担当先を減らしてもらうなどの交渉です。
会計事務所の業務量は結構多いというか、かなり1人に対する負担が多いことがあります。
私も業務量が多い時期がありましたが仕事で手を抜きたくはありません。自分の担当先のお客様には常に全力のサービスを提供したいと思っています。
そうすると、勉強の時間が減っていくことになります。
お客様に対してのサービスの質は維持しつつ、勉強時間を確保しようと思うと、やはり業務量を減らすしかありません。
私は、合格した年は前年の合格発表で不合格だったので交渉をしました。
その結果、翌年に合格することができましたが、もっと早く交渉すべきだったとも思います。

どうにも仕事の量が多くて、勉強が全然できないという方はダメ元でも一度交渉してみましょう。

勉強のルールを決める

仕事と受験の両立のコツはとにかく時間をうまく使うことです。
そのためにも無駄なことはしないということになります。
私が相続税を勉強していた時のルールはこんな感じです。

☐総合問題は授業以外は直前期にしか解かない。(総合問題は時間がかかるため)
☐TACの財産評価の個別問題集を繰り返しやる(TACのが解説が多いため)
☐問題集は、悩んだところ間違えたところのみ繰り返す。
☐理論は読んで覚える(書く時間が勿体無いため)

とにかくなんでも解こうと思うと時間がいくらあっても足りません。
難しい問題がどんだけ解けても、基礎的な部分でケアレスミスしていたら意味がありません。そのあたりを意識しながらルールをつくってそれをひたすら繰り返していました。

モチベーションを保ち続ける

根性論みたいになってしまいますが、最後は合格するという意思が強い人が合格していると思います。
どこかで、「今年は無理かも」って思う年は大概落ちます。合格した年は「意地でも受かってやる」と思った年のような気がします(そう思っていても落ちる年はありますが・・・)。でも自分が落ちて、その時受かっている人と比べると意思が弱かったのかな?と思う時期もあります。
そのため、多少成績が落ちる時期があっても、「絶対受かってやる」という気持ちは捨てないでいきましょう。

大学院も視野に入れる

私は意地になって最後まで受験しましたが、合格してから思うことは合格してからの経験の方が大きいということです。そのために試験より確実性のある大学院に行くのも一つの選択肢かと思います。
働きながら大学院の講義を受けるというのもすごく大変ということも聞いていますので、大学院を選択してもかなりの覚悟は必要です。

最後に

働きながらですと、家族だけでなく担当している同僚やお客様なども応援してくれました。
その人たちに『「合格しました!!」と伝えたい』というのを最大のモチベーションに、最後は乗り切ったように感じます。

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