開業したら、経理のコツはまずお金の流れをイメージするとつかみやすいです。
これから事業をはじめる方ですとお金の管理をどうすれば気になる方が多いかと思います。
そんな時はまずお金の流れの全体を把握しておくと、今何をやっているところなのかわかってイメージが付きやすくなります。
Contents
事業用の通帳をつくってみましょう
個人事業と言っても、確定申告をする上ではプライベートと事業のお金は別々に把握する必要があります。
そのためまず事業用の通帳を作り、事業に関連するものは全てその通帳を通しておくとわかりやすくなります。
個人で事業を行う場合ついつい事業の経費なのか、個人的なものなのかわかりにくくなりがちです。一つの通帳から個人的なものと事業用のものが出たり入ったりしていると本人でも後から見直した時にわからなくなってしまいますので、事業用の通帳を作った方が管理がしやすくなります。
お金の流れのイメージしてみましょう
では事業の通帳を作った場合、お金の流れは次のようになります。
まず売上のお金を事業用の口座に入金します。
現金商売の方は、一日の売上を毎日口座に入金するとこで、売上の把握がわかりやすくなります。
次に事業用の通帳から出ていくお金は、3パターンになります。
①経費の支払い(口座引き落とし)
②現金引き出し(現金での経費の支払い)
③プライベートの通帳への振り替え(生活費はプライベート用の通帳に振り替えます)
こう見ると、管理すべきところは黄色の部分、『事業用の通帳』と『事業用財布(現金)』の部分ということがわかると思います。
それぞれの管理は家計簿のイメージで
あとはこの2つ『事業用の通帳』と『事業用財布(現金)』を家計簿のイメージでそれぞれ支出した内容のレシートや領収書をそれぞれ分けて管理しておきましょう。
事業用の通帳の管理のイメージ(入金時)↓
事業用財布(現金)の管理のイメージ↓
最後に
開業してすぐは色々と慣れないことが多いと思いますが、まずは全体の流れを把握しておくとやるべきことがわかりやすくなります。
今回は、基本的なお金の流れ、管理の考え方をお伝えしましたが、一通りの考え方がわかってしまえば、よく耳にするクラウド会計などのソフトを使う際にもイメージが付きやすくなりますので、開業の際はお金の流れを一度確認してみてくださいね。
*きょうのひとこと日記****
今日は友人とホットヨガの体験に行ってきました。
私は体が硬いので少しでも柔らかくなって空手に活かせるかなと。
汗だらだらで思った以上に体力を使いますが終わったときは爽快な気分でした☆
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