税理士試験の科目はどんな選ぶべきでしょうか?
先日ブログでお伝えしたように、
税理士試験は必須科目と選択科目を合わせて、
全部で11科目あります。
このうち5科目を合格すれば、試験は合格です。
ではどんな科目を選ぶといいのでしょうか?
これは、どこに重点を置くかでも変わってきます。
Contents
会計事務所に就職前の方
■法人税法
■消費税法
法人税法は、実務で必ず必要になります(個人専門の事務所とかなら別ですが・・・)。
消費税法も、個人、法人、両方のお客様に必要になります。
この2つが合格していたり、勉強経験があったりすると、
会計事務所の採用する側からすると、ある程度知識があるので
数か月するとある程度戦力になると計算することができますので、
就職前の方は、法人税法はやっておいた方がいいです。
法人のお客様をメインにしたい方
■法人税法
■消費税法
■相続税法
法人のお客様をメインに仕事していこうと考えるのであれば、
法人税法は避けては通れません。
法人のお客様は消費税も納税義務者の方がほとんどなので
消費税法も必要になります。
相続税法ですが、なんで??
と思う方もいるかもしれませんが、
法人のお客様がメインであっても、社長様の個人の税務や
事業承継などを考えていく際に相続税は切っても切れない関係です。
毎日使うようなものではありませんが、知っているのといないのとでは
ご提案できる内容も変わってきますので、できれば取っておきたいところです。
相続専門の事務所などに入りたい方
■相続税法
■(所得税法)
相続専門の事務所に入りたい方でしたらやはり、
相続税法は必ず必要になってきます。(当たり前ですが・・・)
相続専門の場合、個人のお客様が多いことが想定されますので、
個人の税目である所得税法を受験しておくといいでしょう。
ボリュームが少ない科目で合格を目指す方
■固定資産税法
■事業税法
■国税徴収法
ボリュームが少ない科目で合格も目指していこうとすると
このあたりの科目になります。
ただ私はこれらの科目の受験経験がないので、
実際に体験したことはお伝え出来ません。
受験をした方から聞くイメージですと、ボリュームは少なくても
合格するためには、満点にちかい点数が必要になることがあると
聞いたことがあります。
そのため、1つのケアレスミスが命取りになったりすると。
最後に
必ずしも、ボリュームが少ないから受かりやすいわけではありません。
私の知り合いも、固定資産税から所得税に切り替えて合格していった人もいます。
その逆で相続税法が何年も受からずに、事業税法に変えて1年で合格した人もいます。
自分に合う合わないもあると思いますので、
周りに流されずに科目を選んでいきましょう。
私は相続税法が最後になかなか受からずハマった状態になりましたが、
相続税法の受験勉強自体は好きでした。
受からな過ぎて嫌いになりそうにはなりましたが・・・・。
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